ファイブゲート株式会社では、2006年に開始したポイントサイト「ポイントインカム」の運営を中心とするインターネットメディア事業を展開しています。

ポイントインカムユーザーにより楽しくポイントを貯めてほしいという想いから、日本で唯一プレイミッション広告(プレイタイムリワード広告)を提供するMyChipsを導入。導入初月から売上額を伸ばし続けているなど高い成果をあげています。

すでに複数のオファーウォールを導入していたなか、なぜMyChipsを導入したのでしょうか。そして導入後にどのような変化があったのでしょうか。ファイブゲート株式会社 ポイント事業部 アドプラニングセクションの舟橋凌太さんと岩國 祐大さんに詳しいお話を伺いました。

<記事の要約>

  • ポイントインカムのサービス拡大の背景にある「高いユーザー満足度」
  • MyChipsでユーザー体験を高めるプレイミッション広告導入に成功
  • 導入初月から毎月数百万円の安定した売上を獲得
  • ポイントがもらえるまでの敷居が下がりユーザーのアクティブ率が向上


ファイブゲート株式会社
ポイント事業部 アドプラニングセクション

舟橋 凌太さま
岩國 祐大さま


面白いキャンペーンやSNS活用で話題のポイントインカム

—— 「ポイントインカム」のサービス内容と特徴について教えてください。

舟橋 凌太さま(以下舟橋):ポイントインカムは、2006年にサービスを開始したポイントサイトです。ネットショッピングやアプリダウンロードなど、インターネット上の様々なサイトをご利用いただくことでポイントが貯まる仕組みとなっています。

昨年には、累計会員数が500万人を突破するなど、日々ユーザー数を伸ばしています。ポイントインカムは、他のポイントサイトに比べ、キャンペーンが多いという特徴があり、楽しみながらポイントを貯めることができます。

キャンペーンは毎月開催しているもの、季節ごとに開催しているものなど、様々なものがあります。直近では、毎年開催しているエイプリルフールイベントを開催しました。今はゴールデンウィークに向けたポイント獲得企画も用意しています。

その他にも、ポイントが付かなかった場合の補償制度や、SNSを活用した問い合わせ対応も行っており、誰もがいつでも安心して使えるポイントサイトを目指しています。

—— ポイントサイトが数多くあるなか、御社がサービスを拡大しつづけている背景について教えてください。

舟橋:ポイントインカムは、ポイントの高還元率や会員ランク制度などが特徴的で、多くの方にご利用いただいています。

また、ここ数年でSNSの発信にも力を入れており、InstagramやX(旧Twitter)を中心にプロモーションを行っています。SNS公式アカウントを見ていただいたことをきっかけに、弊社のサービスを使っていただくことが多々あります。

ユーザーによる紹介も活発に行われており、口コミなどで自然にサービスが広がっています。弊社では「お友達紹介」制度はあるのですが、それ以上にユーザー発信での紹介が多いところも、ポイントインカムが成長している理由の一つにあると思います。

—— ポイントインカムユーザーに継続してサービスを利用してもらうために心がけていることはありますか?

岩國 祐大さま(以下岩國):ユーザーに継続して弊社のサービスをご利用いただくためには、お得であることをアピールする必要があります。そのために面白くて分かりやすいキャンペーンを定期的に開催するようにしています。

最近開催したキャンペーンで多くの反響をいただいたものに、会員数500万人突破キャンペーンや人気ドラマ作品をオマージュしたキャンペーンなどがあります。500万人突破キャンペーンでは、ポイントの他にも豪華賞品が当たる抽選も実施したことから、多くの方に喜んでいただけました。

また、私たちのSNSでの発信だけでなく、ユーザー同士がSNSを通じてポイントの貯め方やおすすめ案件などの情報交換を行っているところも、ユーザーの高い継続率に繋がっているのではないかと思っています。

ユーザーに寄り添うことで高いユーザー満足度を実現

—— いつも面白い企画やキャンペーンをSNSで実施されているのを拝見しています。普段、SNS運用をするうえで意識されていることはありますか?

岩國:エイプリルフールイベントのような楽しい企画で、ユーザーに楽しんでいただくのはもちろん、ユーザーにおすすめしたい案件を簡潔にわかりやすく説明することを心がけています。

また、SNS公式アカウントのDM(ダイレクトメッセージ)を開放して、問い合わせ対応を行っており、ユーザーが気軽に質問できる環境も整えています。ユーザーに寄り添うことで、ユーザーの満足度をあげるということを大切にしています。

—— ユーザーの満足度をあげるために、具体的にどのような取り組みを行っていますか?

岩國:私たちはユーザーとの距離が近いポイントサイトを目指しています。例えば、先ほどのSNSで問い合わせができるというのも、ユーザーが気軽に弊社に問い合わせできることに繋がっています。

またユーザーをご招待して座談会を開くことで、ユーザーからの生の声を聞いて、サイト改善に役立てるようにしています。

さらに、ユーザーからの提案を実際に形にする「インカムファンディング」という制度も導入しています。ユーザーの寄付ポイントや投票数によって、目安箱に寄せられたリクエストを実現させる制度です。

過去に「1年間で貯めたポイント数がみたい」というリクエストがあったときには、インカムファンディングを通じて他のユーザーがどれくらいその機能を希望しているのかを把握して、一定数の賛同があったため、実際に導入したという実績もあります。
ユーザーとの距離を縮める取り組みが、自然とユーザーの高い満足度に繋がっていると実感しています。

MyChips導入で切り拓く新しい広告のかたち

—— MyChips導入のきっかけや決め手など、導入にいたるまでの経緯を教えてください。

舟橋:ポイントインカムでは、すでにアプリ系のオファーウォールをいくつか導入していたのですが、MyChipsの「プレイミッション広告(プレイタイムリワード広告)」という仕組みに惹かれて、導入を決めました。

アプリ案件だと、ポイント獲得までに時間がかかることが多かったのですが、このプレイミッション広告であれば、遊んだ時間に応じて報酬がもらえます。他ではないこの仕組みであれば、ユーザーにとってもポイント獲得のハードルが下がるので、よりアプリ案件を楽しんでもらえるのではないかと思い、導入に踏み切りました。

岩國:そもそもプレイミッション広告のオファーウォールは、今回導入が初めてだったので、実際どれくらいの売上に繋がるのかは気になっていました。

そんな時に最初のお話しで、1ヶ月で数百万円の収益に繋がるというお話をいただけたことも、導入の後押しになりました。

実際にMyChipsを導入してから、お話の通り数百万円の売上は出せているので、導入してよかったです。

—— 実際にプレイミッション広告を利用しているユーザーの反応はいかがですか?

舟橋:アプリ案件は一般的に、ロングCPEリワード広告の場合、最後の成果地点にたどり着くまでポイントがもらえないこともあり、途中で諦めてしまう人や、アプリ案件を敬遠する人がこれまで多かった印象です。

しかし、MyChipsを導入してプレイミッション広告の仕組みになったことで、アプリで遊んでいるだけでポイントが貯まるので、利用している人たちは楽しみながらポイントが貯められると感じていただいていると思います。
ただポイントを貯めるのではなく、アプリを楽しみながらポイントが貯められるので、ポイ活へのモチベーションも高まっていると思います。

導入初月から数百万円の売上を獲得することに成功

—— MyChips導入後の効果について教えてください。

岩國:導入初月から毎月数百万円の安定した売上があり、売上は今も伸び続けています。

売上だけでなくUU(ユニークユーザー数)も増えており、導入から10ヶ月で137%増加し、各ユーザーの月間平均利用回数も5〜6回と週に一回以上戻ってきてくれるユーザーが多いです。全体的に、MyChipsを導入したことで、売上とユーザーアクティブ率が増加しています。

MyChipsの案件は、先ほど申し上げたようにプレイミッション方式なので、インストールやチュートリアルクリア段階等の簡単な成果地点でも成果発生するため、ポイントがもらえるまでの敷居が下がったことが、ユーザーのアクティブ率の向上に繋がっていると実感しています。

「長く遊んでポイントを貯める」という、今までにない訴求方法ができるようになったことで、新たなポイント獲得の機会が増えた点でも良かったです。

—— 現在、複数のオファーウォールを併用しているとのことですが、併用による問題は起きませんでしたか?

岩國:そもそもオファーウォールを併用すると、案件に対するユーザーからの問い合わせが、違うオファーウォールに送られてしまうことがあるなど、課題はあります。

ただ、MyChipsのプレイミッション広告は他のオファーウォールと毛色が違うので、私たちもユーザー側も併用がスムーズにできたと感じています。問い合わせの行き違いも、他のオファーウォールより少なく、問題なく導入できました。

—— オファーウォールとその他の広告案件の運用で、工夫されていることはありますか?

舟橋:同じ案件が両方の掲載面で出ないように気をつけています。

例えば、通常の掲載面とオファーウォールの掲載面で同じ案件が出ている場合、通常の掲載面の方が条件が良かったにもかかわらず、オファーウォールの案件をクリックしてしまったとなると、ユーザーは損をした気分になります。

そういった掲載面の重複が出ないように、どちらか条件が良いものだけを掲載するようにしています。

特にアプリ案件だと、通常の掲載面とオファーウォールの掲載面で広告をクリックした場合、どちらで発火するかがわからないことがあります。ユーザーが思っていなかった条件の方で成果がついてしまうことがないよう、重複した掲載を避けるようにしています。

運用においてユーザーの混乱や不利益を起こさないことは重要です。

—— MyChipsをおすすめしたい企業像はありますか?

岩國:ポイ活サイトはもちろんですが、他のサービスでも導入できそうだなと思います。アプリゲームを利用してポイントを貯めるスキームですので、同じようにアプリを遊んでいるユーザーさんが多いサービスであればマッチしていると思います。

アプリサービスによっては、リワード画面をおいているところもあると思うので、そこにMyChipsを導入できるのではないでしょうか。

正直、とても気に入っていて独り占めしたいので、他の企業さまにはおすすめしたくないくらいです(笑)

日本No.1のポイントサービスを目指しながら海外にも進出

ポイントインカムMyChips導入

—— 今後の目標について教えてください。

舟橋:私たちの今後の目標は、日本一のポイントサイトになることです。日本一というのはユーザー数そして売上で日本で一番になれることを目指しています。

ただ、売上で日本一になるだけではなく、ポイントインカムというサイトを多くの方に知っていただき、楽しく安全にポイントを貯めていただくサイトであり続けたいと思っています。

岩國:弊社の企業全体で言いますと、海外進出にもっと力を入れていきたいと思っています。

企業名である「ファイブゲート」は、世界の五大陸をつなぐ窓口になれるようにという想いが込められています。グループ会社の株式会社 aixでは、まさにその経営理念を全うするため、海外向けにASOコンサルティングサービスを展開しています。

御社は海外のクライアントを多く取り扱われているので、弊社の理念にマッチしているところも嬉しく思っています。まだポイントインカムは日本でしか利用できないのですが、今後は世界中の人が利用できるようにサービスを拡大していきたいなとも考えています。

グローバル規模に今後もサービスを広げていきたいので、これからもよろしくお願いします。

—— よろしくお願いします。本日は貴重なお話をありがとうございました!

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