2000万ダウンロードを誇る「トリマ」の海外版「GeoSmile」。MyChipsが全体売り上げの20%を占める成果をあげた秘訣とは。

移動時間をお金に換える画期的なアプリ「GeoSmile」。凄まじい成長を見せるGeoSmileでは、どのようにMyChipsを活用したのか、サービス成長の背景や戦略について詳しく伺いました。
ジオテクノロジーズ株式会社
ダイナミックデータBU Application GeoSmile
斎藤 拓馬さま
寺田 美絵さま

移動時間をお金に換える画期的なアプリ「GeoSmile」。

2000万DLを誇るポイ活サイト「トリマ」の運営会社ジオテクノロジーズ株式会社。2023年2月にトリマの海外版「GeoSmile」を展開し、80万ダウンロードを突破。MyChips導入で売り上げの20%を占める成果を実現しました。

凄まじい成長を見せるGeoSmileでは、どのようにMyChipsを活用したのでしょうか。サービス成長の背景や戦略について、ジオテクノロジーズ株式会社の寺田さんと斎藤さんに詳しく伺いました。

<記事の要約>

  • 歩数ではなく移動距離でポイントが貯まることによる他社との差別化
  • MyChipsが全体売上の20%を占めるまでに伸長。
  • iOSユーザーに適切にアプローチができ、オファーウォールの利用者が1.5倍に
  • ポイ活アプリの活用で社会課題の解決に挑戦するジオテクノロジーズ


ジオテクノロジーズ株式会社
ダイナミックデータ BU Application GeoSmile

 

斎藤 拓馬さま
寺田 美絵さま


移動距離でポイントが貯まる唯一のポイ活サイト

ジオテクノロジーズ株式会社
ダイナミックデータBU Application GeoSmile
寺田 美絵さま

—— GeoSmileのサービス概要について教えてください。

寺田 美絵さま(以下寺田):「GeoSmile」は、ジオテクノロジーズ株式会社が提供するポイ活アプリです。移動距離や歩数に応じてポイントが貯まり、そのポイントをギフトカードなどに交換できます。それ以外にもアンケート回答や広告視聴などでもポイントを獲得することができます。

日本版“トリマ”はすでに2000万ダウンロードを突破し、「GeoSmile」はその海外版として北米を中心に展開しています。2023年2月からタイでリリースし、4月から北米をメインにサービスを展開しました。

現在は全世界累計80万ダウンロードを突破しています。

——他のポイ活アプリとの差別化ポイントを教えてください。

斎藤 拓馬さま(以下斎藤):一番の特徴は、移動距離に応じてポイントがもらえる点です。歩数でポイントがもらえるアプリは、ヘルスケアに特化をしているサービスが多い傾向にありますが、私たちは移動距離に着目しています。

移動距離だと、歩数だけではなく車、電車、自転車などの移動がすべて含まれるため、歩数よりも圧倒的に多くポイントを獲得することができる仕組みになっています。

寺田:運転や通勤移動など、今までお金に変えることが出来なかった“アイドルタイム”にマイルを貯めることが出来ます。タクシーの運転手やトラックの運転手であれば、勤務時間がすべてお金に変わるシステムです。

——ドライバーの方は、運転しているだけマイルが貯まる神アプリですね。もはや利用しない理由がないなと感じました。

斎藤:私たちのアプリのコンセプトは、今まで通勤時間や移動時間など無駄になっていたアイドルタイムに価値、インセンティブを与えることです。歩数がお金に換わるヘルスケアのサービスは、運動をすることへの動機付けですが、私たちは「隙間時間をお金に換えましょう」という部分を大切にしています。

——GeoSmileを利用されるユーザーの傾向を教えてください。

寺田:女性ユーザーが多い傾向にあります。働いている方、主婦の方にご利用いただいています。また、ユーザーさまの数パーセントの方が凄まじい距離を移動されていて、運転手などのお仕事をされている方だと推測しています。

北米市場でグロースさせる秘訣

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斎藤 拓馬さま

——GeoSmileをアメリカで展開しようと思われた理由を教えてください。

斎藤:はじめは、比較的日本に文化が近い東南アジアからスタートしました。民族性、法律の問題で、タイからプロジェクトを開始。タイのみだとタイ語がわかる人しか利用できないため、英語圏に広げていく話が進みました。

試験的にアメリカ、オーストラリア、シンガポール、フィリピン、ニュージーランドなどが候補の国に上がり、まずはアメリカからスタートすることになりました。

——2020年のリリースから日本で2000万ダウンロードを達成するほど急成長されたトリマとその海外版のGeoSmileですが、これまでどうやってサービスを拡大してきたのかを教えていただけますか。

トリマが急速に成長したのは、「移動するだけでポイントが貯まる」というコンセプトが斬新だったことと、ローンチしたタイミングでポイ活ブームが本格化して時流に乗ることができたからです。また、競合アプリよりも多くポイント還元を行うことで差別化し、価値を提供してきました。

——そのような秘訣をお持ちだったのですね。トリマと比べて、GeoSmileを成長させる上で意識されたことはありますか?

寺田:トリマのアプリよりもシンプルにしました。日本人はポイ活に馴染みがあるため、トリマではマイルを獲得できるタッチポイントが多めになっています。

一方で、北米の方の国民性は真反対。Uberなどのアメリカ発祥のアプリを見ていただけるとわかりやすいのですが、基本的にどのアプリもかなりシンプルです。「あれもこれもどうぞ!」よりも「まずはこれから使ってみてね」と指示された方がストレスを感じない特性があります。

また、ビジュアル面にもこだわっています。トリマはランダムボックスを採用していますが、GeoSmileではスピンを導入。ちょっとした違いですが、国によって好みが分かれることがわかっているので、細部までこだわって設計するようにしています。

——北米でGeoSmileを広げていく上での難しさはありますか?

寺田:北米では、ポイ活アプリ市場がほとんどないことです。日本だと、アンケートに答えたり、動画を視聴することでポイントが貯まるアプリがあふれているのですが、北米では日本のポイ活アプリほど浸透しているとは言えない状況です。ヘルスケア系のサービスはありますが、GeoSmileのような生活密着型ポイ活の文化がない状態です。

だからこそ、市場をつくりにいくことに価値を感じています。ユーザーさまにとっても損することがないからこそ、ぜひ多くの人に使って欲しいですね。

MyChipsの売上が全体の20%まで伸長!

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斎藤 拓馬さま
寺田 美絵さま

——MyChips導入のきっかけや決め手など、導入にいたるまでの経緯を教えてください。

寺田:決め手はiOSの案件に強いことでした。MyChips導入前に他社のオファーウォールを導入していましたが、Android向けの案件ばかりで、iOS向けの案件が少ない傾向にありました。

GeoSmileユーザーの7割がiOSの方だったので、使い続けてもらいやすい仕組みを作るためにiOS案件が多いものを導入したい気持ちがありました。

また、セキュリティ面も安心感がありました。MyChipsの場合、日本に担当者がいたので日本支社のみの私たちにとってコミュニケーション面の不安がなかったです。

——MyChips開発コストに対する費用対効果はいかがだったでしょうか?

斎藤:すぐに導入しやすい印象を持ちました。

実装が決まった後からは、開発自体は2週間程度で完結。1〜2週間ほど検証して、すぐにリリースすることができました。導入しないとiOSユーザーの方の機会損失になることは間違い無かったので。ユーザーファーストで考えても、費用対効果の側面からも導入をしない理由がなかったです。

 ——MyChips導入後の効果について教えてください。

寺田:目的通り、iOSユーザーの方にたくさん使っていただき、想定以上の売り上げが上がりました。一時的なスパイクだけでなく、継続的に使っている感覚を持っています。

また、売り上げの推移でいうと全体の20%まで伸びました

斎藤:会社としてもDAU(1日あたりのアクティブユーザー数)を上げることに注力していたタイミングだったので、いい形でブーストをかけることができたと感じています。iOSのユーザーにも適切にアプローチできました。オファーウォール利用ユーザーも1.5倍になっています。

—— MyChipsをおすすめしたい企業像はありますか?

iOSの良質なアプリ案件が多いです。また、トラブルもなく低コストでスムーズに実装ができました。
ユーザーさまにとっても、アプリをダウンロードして触るだけでポイントを多く得られる機会となるためユーザーベネフィットが大きく、アプリそのものの価値を高めることができました。

MyChipsを活用して全体売上を底上げするチャンスだと思います。

北米で「ポイ活の概念」をつくりにいく

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斎藤 拓馬さま
寺田 美絵さま

——今後の目標を教えてください。

寺田:まずは北米で「ポイ活の概念」をつくりにいきたいと思っています。

理想は、GeoSmileがポイ活の概念になること。Googleが“Google it(Googleで検索しよう)”と動詞になったように“GeoSmile it(GeoSmileでポイ活しよう)”と連想される世界感を作り上げることが目標です。

ターゲット層は老若男女問わず、地球上の全人類。ちょっとした隙間時間に、少しアプリを触るだけでコーヒー一杯が無料になったり、ポイントに交換できたりすることを知ってもらいたいです。

損をすることがないアプリだからこそ、概念として広めなければいけないという使命感を持ってこれからもサービスを展開していけたらいいなと思います。

ダイナミックな人流データを集め、社会課題にも寄与できる会社を目指す

——ここまで隙間時間をお金に変えることへのこだわりを持つのは、なぜでしょうか?

斎藤:トリマやGeoSmileのサービスを展開しているのは、明確な理由があります。弊社は1994年に創業した地図データの会社です。カーナビに搭載されている地図データも扱っています。

地図データは、スタティックな情報の一方で、トリマやGeoSmileではダイナミックデータ(人の流れ)を取ることが可能になります。このビッグデータをうまく活用すれば、防災やマーケティングにうまく活用できると考えています。

災害が起きたときに人がどの流れで移動をしていくのかがわかったり、デモグラフィック(性別、年齢など)を活用してどんな広告を打つのが効果的なのかを算出したりもできる。日本ではすでにトリマの情報をもとにビッグデータを活用しはじめています。

今後は世界的に人流データを集めて、社会課題に取り組んでいけるような会社を目指してサービスを展開しています。

現在も日本のトリマの場合は、森林保全団体・一般社団法人more trees や、医療・人道援助団体「国境なき医師団」のNGOに対してユーザーさんからの寄付ができるシステムもあります。GeoSmileも寄付などの活動が将来的にはできればいいなと考えています。

そのためにも、まずは北米、ゆくゆくはワールドワイドで展開できるように広げていきたいと考えています。

MyChips導入に関するお問い合わせやご相談はお気軽にご連絡ください。

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ライター:本庄遥
企画・コーディネート:木元めぐみ

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